パピエの活動のメインは「要約筆記」です
「要約筆記」とは、耳の不自由な方に、話し手の話の内容をその場で要約して文字で伝えることです。
耳の不自由な方とのコミュニケーション方法としては、手話がよく知られていますが、聴覚障害者のうち手話ができるのは15%程度と言われています。
特に、人生の途中で失聴した方にとっては、手話の習得は簡単ではありません。
そんな中途失聴者や難聴者には、文字情報である「要約筆記」の利用が有効です。

このような要約筆記による通訳活動には、聴覚障害者のそばで1対1で話の内容を伝える「ノートテイク」や講演会などのように多数の聴覚障害者や高齢者を対象にした、OHPやOHCを使った手書きのスクリーン投影・パソコンで入力した文字をスクリーンに映して伝える方法などがあります

いつか、市内のあらゆる場面に要約筆記や字幕などの文字情報が
保障されること、それがパピエの願いです。

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